恐山でイタコに会いたい!~下北恐山編~

恐山でイタコに会って口寄せをしてもらいたい!という長年あたためた願いを叶えるために北へ向かった私。時間とお金に追われながら駆け足で青森市観光を終え、恐山のある下北へやってきました。ほんとのほんとのメインの恐山に行ってのイタコの口寄せ、そしてその前の下北で飲んだ夜の記録です。

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前編はこちら

intokyo.hatenadiary.jp

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恐山でイタコに会いたい!~青森観光編~

「好きな少年漫画は?」と聞かれたら、即答でシャーマンキングと答えます。

好きなんです。ずっと。大学の卒業旅行は島根をゴリ押しして20人くらいで出雲大社に行きました。

 

そんな私がもうひとつ、どうしても行ってみたかったのが

 

恐山

 

そう、恐山でイタコの口寄せをやってもらいたい!

 

念願叶って去年!行ってきました!

調べている時に、交通機関とか地域の情報とか色んなページぐるぐるしたし、ポップな恐山観光ブログが少なかったので、青森&恐山観光してみたいな~ってうっすら思ってる人の参考になればと思います。2016年の記録です。

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いつ行くのか

恐山に行けば必ずイタコに会えるのかというと、そういうわけではないようです。恐山大祭の時期だけイタコの方々がやってきて口寄せをしてくれて、それを聞くために全国から人々が集まって列をなしているとのこと。

恐山大祭 | 下北ナビ

時期は7月20日~24日、そして秋詣りが毎年10月上旬の3連休。1年の中でも数日しかチャンスが無いし、そもそも青森ってめちゃくちゃ遠いからミスは許されない旅なのです!だからめちゃくちゃ調べたし、青森を堪能してきたよ!

 

 まず参考にしたのは東京別視点ガイドさんの記事。 

www.another-tokyo.com

夏に11時間並んで…という内容で震えあがりました。

 

諸々考慮して

平日である10月7日に青森市観光、恐山のある下北宿泊

10月8日朝一タクシーで恐山へ

というプランに。青森市からむつ市の下北までは電車で2時間弱となります。

 

ちなみに全行程一人です。夜行バスで青森まで行って、日の出と共にタクシーで恐山行こう!なんて言って誰かを誘う勇気は私にはない!

 

時間とお金に追われる貧乏旅行だったので、その辺の記録をちゃんとつけておきました。

 

 

20:30 青森に向けて出発

夜行バスヘビーユーザーの私は勿論青森もバスで!

いつも夜行バス比較ナビというサイトで夜行バスを探しております。東京と青森を結ぶのは弘南バスのパンダ号。名前が可愛い。曜日によって金額は違うけど、私は連休前だったので6500円でした。平日は4000円で青森まで行けるなんて夢あるな~。

 

「北に向かうものは本当に上野から出発するんだなぁ」なんて思いながら上野駅に到着。バス乗り場がわからなくて半泣きになりながらも無事バスに乗り込みました。

20時半に乗って朝の6時に到着という予定。お尻爆発しちゃうよ…。しかもまさかの即消灯でした。案外寝ました。

 

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途中のサービスエリアで北に来たことを実感。

 

 

6:00 青森市到着

寒い。弘前出身の友人に気候を聞いて、ちゃんと秋用のコートを着てきたけど、それでも朝は寒かったです。しかしその寒さに「北国だ~!」とテンション爆上がり。寒いの好きやねん。

 

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朝の港町の雰囲気を堪能しながらウロウロ。

 

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雰囲気ありまくりな夜のお店たちを眺めてふんふん。

 

こんな早朝からどこへ行くかというと…

 

 

 

7:00 青森まちなかおんせん

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お風呂!!

 

6時からやっていて、入浴料金なんと450円。東京の銭湯より安い!と思ったら、青森の銭湯の統一料金なんですね。

いやいや、銭湯?って言っても広くて綺麗だし、浴場の壁に市内観光案内があったり、露天風呂もあって天然温泉で450円て。到着1時間足らずで青森の素晴らしさに浸かりました。どっぷり。

 

青森まちなか温泉

・青森駅から徒歩10分以内

・入浴料450円 

 

9:00 朝食に青森のっけ丼

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青森魚菜センター内で「のっけ丼」を頂きました。

 

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1080円で10枚つづりの食券を買って(今サイト見たら去年より値上げして1300円だった…)

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ご飯は並み盛りで食券1枚と交換。ご飯をよそってもらったら、市場内をぐるぐるまわって好きな魚介類を食券と交換してポンポンとご飯にのっけてもらうのです。

 

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食材やお店によって、1枚で刺身2切れだったり、2枚でほたて一皿だったり。自分の手持ち枚数とのっけて欲しいものを色々計算しながら何周も市場をまわることになります。

 

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そして出来あがったのっけ丼はこちら

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子どもの味覚ですみません…!卵が好きなんや!真ん中のは子持ちヤリイカ。ちょっと珍しいと思うんですけどどうでしょう。

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ホヤの塩辛なんてものもありますから…。

 

元祖 青森のっけ丼

・青森駅から徒歩10分以内(青森まちなかおんせんからスグ)

・食事券10枚綴り1300円

 

 

10:30 ねぶたの家 ワ・ラッセ

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なんか尖りまくってる建物ですが、こちらはねぶたミュージアム。

 

青森といえばねぶた。大型のねぶたがドンドンドンッと展示されています。

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青森といえば~とか言ってるけど、ねぶたって実際行ったことないからイメージ写真みたいなのでしか思い浮かばなかったんですけど、間近で見たらその圧倒的デカさと、細やかな作りにびっくりします。ねぶた囃子もずっと流れてるから、なんかぽや~んとしてしまいました。

 

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こんな可愛いのもあるんだ!って見ていたら、若手の女性ねぶた師が制作したねぶただそうです。女性初のねぶた師で…っていうねぶた師紹介のパネルもついつい見入ってしまうし、実際に太鼓を叩いたり、ねぶたのパーツが触れたりして、ちょっと寄るだけのつもりだったのに結構真剣に見学してました。

 

ねぶたの家 ワ・ラッセ

・青森駅からスグ

・入場料金600円

 

 

 

11:30 青森県観光物産館アスパム

こちらもなかなか不思議なフォルムの外観だったのですが、津軽三味線の演奏が聴けます。無料で!

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1日2回、11:30からと14:00から30分間ずつ演奏されています。

 

青森県観光物産館アスパム

・青森駅から徒歩10分以内

・無料(展望台などは有料)

 

 

12:30 青森県立美術館

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私の中ではこの日のメイン!

青森駅からバスで20分くらいで、主要観光地だから沢山バスが出てると思ったら普通に1時間に1本しかないのでびっくりしました。着いたらちゃんと帰りの時刻表もチェックしておきましょう。

青森駅発バス時刻表

 

シャトルバスもあるようです。

(こっちも合わせたら1時間に1本ってわけではないのかな)

ねぶたん号|青森市観光情報サイト「あおもり案内名人」

 

 

ここはあれですよ。

 

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大きい犬のいるところです。

 

奈良美智さんの作品「あおもり犬」

青森行った人だいたいここ行く!写真あげてる!羨ましい!ずっと私も撮りたかった!

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(かれこれ5年くらい行く先々でジャンプしている写真を集めています)

 

満足しました。

 

青森県立美術館

・青森駅から三内丸山遺跡行きバスで20分

バス停「県立美術館前」スグ

・入館料510円

 

 

14:30 三内丸山遺跡

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教科書で見たことあるやつ!

 

縄文時代の遺跡で、お墓や住居などを見学してまわれます。おじいちゃんおばあちゃんたちに混ざってガイドツアーに参加してみました。

資料館も併設されているのですが、時間がなかったので遺跡を駆け足で見てまわって駅前に戻りました。

 

 

公式ホームページ 特別史跡「三内丸山遺跡」

・青森駅からバスで30分 バス亭「三内丸山遺跡」

美術館から歩けます

・無料

 

 

15:40 味の札幌 大西

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お昼ごはん(には遅いけど)にピッタリな青森のご当地グルメって何かあるかしら?と調べると「味噌カレー牛乳ラーメン」なるものが引っかかりました。

味噌もカレーも牛乳もラーメンも好きだけど、そんな全部乗せて大丈夫?まぁでも海鮮はよそでも食べられるけど味噌カレー牛乳ラーメンはここでしか食べられない!多分!

 

togech.jp

何店舗かあるようなのでこちらの記事を参考にしつつ、「味の札幌 大西」へ。

 

感想としては思ったよりマイルドでした。ご飯をダイブさせると予想通りうまい。ちょっと全部食べられるか不安でしたが、梅干しに助けられました。

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味の札幌 大西 - 青森/ラーメン [食べログ]

・青森駅から徒歩10分以内

・味噌カレー牛乳ラーメン 830円

 

・ライス 100円

・梅 無料

 

 

16:30 青森駅周辺

青森市って都会なんだな~!やっぱり田舎育ちとしては、地方都市に行った時にめちゃくちゃ感動するんですよね。ここにも「街」がある!って。

 

青森人のソウルフードといわれる「イギリストースト」を求めてデパ地下のパン屋へ行ったものの売り切れ…

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ぽつんと残ったマーガリンサンド…。

 

結局デイリーヤマザキで見つけました。

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ちょっとシュールね。

 

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これって全国津々浦々にあるんですね。

 

 

17:20 青森駅から下北駅へ 青い森鉄道

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さて、恐山のあるむつ市下北へ向かいます。乗り換え駅である野辺地まで青い森鉄道で。

 

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青い森鉄道グッズが自動販売機で売っていました。

 

乗り替えてJR大湊線で下北駅に到着!

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とうとうここまで来てしまった…!

 

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無駄にマップアプリで現在地を見てみたり…(青森来てから何回もやってる)。

本当に!私!この本州のフックみたいになってるところにいるんだ~!すごい!めっちゃ北じゃん!って一人で駅前で自撮りしていました。

 

・青森駅から下北駅まで1時間45分

・青森~野辺地1040円、野辺地~下北1140円

 

 後編に続きます。

糖質0g麺の記録

3ヶ月前から紀文の糖質0g麺を食べています。

そのおかげか何のおかげかわからないですが、半年前より体重が5キロくらい減ったので記録をつけておきます。
 
いや、そんな毎日食べてたわけじゃないですけどね…!
 

紀文 糖質0g麺セット(18個入り) 【特別企画商品】紀文 糖質0g麺(丸麺) 18パック【特別企画商品】

 

(18個入りは多いと思う…)
 
ザルにあけてジャッと水洗いしたらそのまま食べられて、素麺よりも冷凍ご飯よりも楽チンなのでばくばく食べてました。夏場は特にね!
勿論それだけじゃ飽きるから色々と試行錯誤していたわけで、その記録を綴りたいと思います。
 
ちなみに私は料理の見た目の悪さに定評があるらしいのでまぁ色々ご容赦ください。
 

青春18きっぷ途中下車メシ

 みなさんこんにちは、ミートパイの話はこないだ作った時のレシピを無くしてしまったのでまた今度。

 

 

青春18きっぷで途中下車飯

夏ですね、青春18きっぷの季節ですね。

私はここ数年、月3くらいのペースで東京と関西を往復していまして、その交通手段は多岐に渡りもはや東西移動のスペシャリストなんじゃないかと自負しています(みんな新幹線一択ですか、そうですか)。

そんな中でも青春18きっぷを使える期間は積極的に利用しています。

なんてったって安い。

そして良いポイントは他にもいっぱいあるんだけど、今回は途中下車して食べるご飯は美味しいぞ~って話をしたいと思います。 

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今さらだけど「シングストリート」を劇場で見た時の感想

シングストリートを見た直後の感想を下書きに入れてあったので、投下します。以下、公開当時(といってもかなり終わりの方)の感想です!!

 

高校生の頃、好きになった男の子がバンドをやってるって情報を聞きつけて、何とか仲良くなろうと溜まり場になってる彼の友達の家に足を運んだ。その部屋にはベッドや本棚といっしょくたにギターやベース、ピアノ、ドラムセット、アンプ、民族楽器まで詰め込まれていて、みんな何となく曲を合わせたり音を出していた。そんな初めて見る世界に惹きつけられて…っていうのは気持ちの1割未満で、ほぼ下心でその部屋に出入りするようになって、自作のCDの録音に参加したり、隣町のライブハウスに行ったり、違う学校の知り合いが増えたりして。大学生になって「そういう仲間」の一員になりたくて軽音楽部に入部。それからはバカみたいな青春のお手本のような毎日を過ごした。

 

ってわけで、「シングストリート 未来へのうた」を見てきたんだよー!!!

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20XX年ミートパイの旅

 みなさんはミートパイという食べ物についてご存じだろうか。パイ生地の中に甘いフィリングではなくミンチやサイコロカットされたお肉が入っている食べ物である。食べたことが無い人は、味付けについてミートソースを想像しがちだが、今から私が語りたいのはそれとは違う。スパイシーで肉の味がダイレクトに来るジャンキーな味のものだ。

 

2004年

 ミートパイとの出会いは2004年に遡る。私は初めての海外渡航に浮かれていた。高校の海外短期研修で、行った先はイギリスのストラトフォード=アポン=エイボン。滞在期間は10日間で、そのほとんどをホームステイ先で過ごした。

 私がお世話になったのは町から少し離れたおじいちゃんとおばあちゃんの二人暮らしのお家だった。イギリス人らしく「Lovely!」とよく言っていた優しいおばあちゃんは、足が悪く食事を自室でとるため食卓を一緒に囲むことはなかった。2人のうちどちらが調理してくれていたのか忘れてしまったが、同じステイ先に振り分けられた友人2人と、少し無口なおじいちゃんと毎晩食卓を囲んでいた。

 

 イギリスはご飯が美味しくないとよく聞くが、基本的にはこのように家庭で食べていたので特に気にならなかった。とはいえ、覚えているのは家で作った四角いピザにおじいちゃんが「vinegar, vinegar…」と言ってビネガーをしこたまかけていたことと、この時初めて食べたミートパイである。記憶では大きなパイを切り分けて食べた気がするが、間違いなくイギリスの地で初めてお目にかかった食べ物だった。

 実際この時の感想は、飛び上がるほど美味しいと思ったわけでもなく、口に合わないと思ったわけでもなく、ごくごく普通に「こんなパイ初めて食べたなぁ」と思いながら食事を終えた気がする。衝撃としては、ピザに酢をかけるおじいちゃんの方が大きかったかもしれない。イギリスで覚えた英語は「vinegar」と「Peacock」だ。

 

2008年

 大学に進学して特に就職に対してのやる気も目標もなく過ごしていたのだが、3年生のある日うっかり「海外インターンシップ」の掲示を見て申し込んでしまった。うっかり面接に通り、事前授業を受けて気付いたらオーストラリアに来ていた。

 滞在期間は一ヶ月、ブリスベンにある日本人向けのフリーペーパーを発行するオフィスに通っていた。何時に来て何時に帰る!といったキッチリしたワークスタイルではなく、やることに合わせて動いていたので、観光や町歩きに充てる時間が取りやすいのが嬉しかった。

 

 そんな中で、丸一日オフの日に観光ツアーに参加したことがあった。アルパカファームに行けるというところに魅力を感じて申し込んだのだが、ガイドは英語でよくわからないし、アルパカファームはバスから見学するだけでショックだった。そんなツアー中に軽食の屋台でミートパイと再会したのである。この時食べたのは片手で持てるサイズ。後から調べてわかったのだが、ミートパイはオーストラリアの国民的ファーストフードらしい。確かにハンバーガーサイズのあつあつのミートパイを齧って鳥に襲われていた。

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 この時も「久しぶりに食べたなぁ」とか「イギリスとオーストラリアは関係深いからなぁ」とかしか思わなかった気がする。あと、もしかしたらツアー中じゃなくて植物園に行った時かもしれない。

 

2013年

 私は大阪に住んでいて、ある日ふとミートパイのことを思い出した。

 思い出したと同時に、またすぐ食べられるはずだと思った。何故なら日本には世界中の食べ物が集まっている。高級フレンチだって、大衆的な中華料理屋だってすぐ見つかる。インドカレー屋はローカルな町にもあるし、当時大阪の家の近所にはネパール料理屋がオープンしていた。街中にはブリティッシュパブのチェーン店があり、そういえば京都でロシアンカフェに行ったこともある。

 

 思い出すと急に食べたくなってしまう。東京に次ぐ大都市である大阪だ、すぐに見つかるだろうとgoogleの検索画面に「ミートパイ 大阪」と打ち込んでみた。そして私はその結果に愕然とするのである。結論から言って、大阪…いや関西でミートパイを提供している店は3つしか見つからなかったのだ。

 

ユーハイム「神戸牛のミートパイ」

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洋菓子のお店であるユーハイムがミートパイを出していることがわかった。梅田の阪神百貨店の地下に店舗があったので、すぐに足を運んでみた。

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 確かにミートソースではなく、肉の味がダイレクトにくるものではあったが、味付けが和風だった。ゆで卵まで入っている。私の記憶の中のミートパイとは全く違っていた。

 

Kiwi’s Pie

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 オージーミートパイを売りにしている路面店で、堀江にあったのでこちらもすぐに行ってみた。食べた瞬間「ああ!こんなんだった!」と嬉しくなった。形状もフィリングもオーストラリアで食べたものと同じ、しかしかなりコショウが効いていてスパイシーである。確かにこれぞミートパイなのだが、ひとつ食べると欲が出て自分の好みの味をもう少し探してみたくなる。

 

りおくんのミートパイ Rio Pies

www.rio-meatpie.com

 日本で一番ミートパイを推しているのはこの「滋賀のミートパイおやじ」なのではないだろうか。ホームページから感じる熱量…ミートパイを食べたいが日本には販売店が無かったため自分で作りはじめ、それを売るためにパン屋を開き、最終的には日本初のミートパイ専門店をオープンしてしまったという代表。やっと見つけた!と思ったが、店舗が滋賀なのである。しかもどうやら駅前というわけではなく、車が無いと行けそうにない。となると、誰か車を持っている人間を捕まえるか自分で運転するか、いや駅からタクシーやバスという手もあるかもしれない…と考えながら検索を続けると驚くべき情報が出てきた。

 どうやら堀江のKiwi’s Pieはこの店の暖簾分けなのだという。ミートパイおやじのサイトを見ると、業者販売のページがあったので、暖簾分けというよりはおそらくその類だろう。つまり、ここに行っても堀江で食べたミートパイと同じ味しか食べられないのだ。

 ちなみにこの次の年くらいに、京都の八坂エリアのお土産物屋さんの奥のカフェスペースでミートパイが売られていて食べてみた。Kiwi’s Pieと同じ味だったので、ここも滋賀のミートパイおやじが卸していたのだろう。その店舗はその後通った時に覗くと無くなっていて、今調べたところなんとKiwi’s Pieも閉店している。

 

 

 関西のミートパイ事情に愕然とした私は、「ミートパイ 東京」でも検索してみた。

 しかし、私はさらにショックを受けることになる。東京でミートパイが売られているお店で、確実にわかるのが「ユーハイム」しかなかったのである。

 東京よ、世界のグルメが集まっているのではないのか。そんなものなのか、Tokyo。何故イギリスでもオーストラリアでもニュージーランドでも愛されているミートパイの店が無いのだ。yahoo知恵袋によると、いくつかのパン屋でミートソースでないミートパイを販売している店もあったようだが、そこにあげられていたお店は無くなっていたりもう所在がわからないものばかりだった。こうなると俄然食べたくなるミートパイ、もうあの味には会えないのだろうか。滋賀のミートパイおやじしか選択肢はないのだろうか。いや、むしろこうなると滋賀のミートパイおやじよありがとう、である。「コショウが効きすぎだ!」なんて言いつつ、堀江の店には何度か通ったのだった。

 

2014年

 オーストラリア滞在中に私が好んで毎日のように食べていたものがある。それは「味付きツナ缶」である。これも「何故日本で売らないのか!?」と誰かを問い詰めたいくらい素晴らしい。

 カレー、スイートチリ、レモンペッパー、トマトバジルなど様々な味付けのツナ缶が色んなメーカーから販売されているのである。オーストラリアのスーパーのツナ缶コーナーは大変豊富でプレーン含め色とりどりのツナ缶が壁一面に陳列されていた。この「味付きツナ缶」もどれだけ探しても日本で買えないことがわかり、友人がオーストラリアに旅行すると聞くと買ってきてくれるよう頼んでいた。

 

 その日も、古くからの友人がオーストラリア旅行から帰ってきたので1000円札と引き換えに譲ってもらうために家を訪ねていた。

 彼には事前に「ミートパイは絶対に食べて来い」と言っていたので、その感想を尋ねた。その話の中で、彼の食べたミートパイはチェーン店のもので、どうやらもうすぐ日本に上陸するらしいという情報が手に入ったのである。急いで検索してみると、その店の名前は「Pie Face」、ダスキンが2015年春から日本に展開するのだという。ダスキンはミスタードーナツを経営している企業だ。これはすごい!来年の春になったらミートパイが食べられる!しかもオーストラリアで大人気のお店の!

 

2015年

 東京に住まいを移していた私はミートパイがやってくるのを心待ちにしていた。

 しかし、春になってもミートパイは上陸しなかった。

 どうやら予定が押したようで、数ヶ月遅れて11月に渋谷のMODIに現れた。MODI自体、リニューアルオープンしたばかりで、その一階正面に店舗が構えられた。もうひとつの店舗は川崎らしい。

 

 渋谷のド真ん中のオシャレ商業施設に出来てしまったということは、これはもう台湾のふわふわかき氷やハワイのクリームてんこ盛りパンケーキのように一大ブームになってしまうかもしれない。そうなると、しばらくは簡単にありつけずに煩わしいかもしれないが、そのうち新宿や下北沢など、私の居住エリアにもどんどん近付いてきて、なんだったらスーパーで冷凍のものが売られるようになるかもしれない。嬉しい想像が膨らむ。

 

 起きろ!ミートパイブーム!と思いながら、ひとまず渋谷に足を運んだ。

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 結果としては、ここも私の期待していたミートパイの味ではなかった。

 このお店が間違っているのではない、オーストラリアの国民食であるミートパイは、家庭やお店によって味付けも肉の形状も異なるという。パイの形も違う。ただ、この日本に上陸してくれたチェーン店の味が私の求めていたものとは違っていただけだ。

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 もちろんこれはこれで美味しい。ごろっとした肉に少しカレーの気配がするようなスパイスの効いた味だった。ちなみに甘いものもあり、種類が豊富だった。

 

 東京でミートパイに確実にありつけそうなお店、調べてみると残るは中野にあるオージーバーだったが、ここに行く前に私は東京を離れることになる。

 

(つづく)

痴漢を捕まえても損しかしなかった話

痴漢と痴漢冤罪というキーワードが大変話題なので、数年前に痴漢を捕まえて警察署まで行った話を書こうと思います。

 

その日私は昼前くらいに予定があったので、9時前に家を出て9時半くらいの電車に乗りました。ボックスシートの窓側に座り、始発駅から終着駅まで乗るのでいつもそうしていたように速攻で眠りの体勢に入りました。(私にしては)朝早かったので完全に熟睡して、数十分走ったのかな?起きたらいつの間にか隣には男性が座っていて…ってそれはまぁ別に特別なことじゃなくて、平日のそのあたりの時間の電車だから立ってる人もぎゅうぎゅうにいて、まぁその隣の人がもぞもぞしてるわけです。

 

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