コンテンツ女子を敵にまわしたのが悪かった

前回までのあらすじ

 
自らの恋愛をネタにするコンテンツ女子2人が集まって開催された女子会。
バンドマン無限ループ、京都が私たちを狂わせた、元ブスだからこうなったなど白熱する中、トピックは最新ニュースに。
あれあれ?でもなんだかおかしいぞ?
なんと彼女が最近告白されたっていう男の人、私が数日前に付き合うことになったのと同一人物!
私たちの女子会いったいどうなっちゃうの!?
 

 

 
 
 
いや~
もうそこからの動きは素早かったですよね。
LINEなどを照合しながら時系列の整理。
 
f:id:fukumoco:20141127132528j:plain
 
確かにかぶってはないけど…!
 
いや逆にうまいことされてる感が腹立たしい!ともかく近場で同時期に好きだのなんだ言っていたのは悪だ!っていうか、私が付き合うか~って最初に言った頃の1週間前そういやなんだか連絡が途絶えてて正直焦って言ったんだよな~。
 
 
は~ん、なるほど、裏でそういうことが起こってたわけね。
 
 
 
 
普通の女の子2人なら(しかも会うの2回目)気まずい雰囲気か、修羅場になってもおかしくない状態ですが、そこは我々コンテンツ女子。テンションぶち上がってネタばら撒きまくりです。
 
 
「好きすぎて泣けてきたとか言ってたくせに!」
 
「君の上を通っていった男の一人になりたくないとか言ってた!」
 
「コンテンツ恋愛から救い出すとか言って結局コンテンツの1人になってる!」
 
「コンテンツ女子を救い出すことに酔ってる系男子!」
 
「男は全員コンテンツ!!」
 
 
コンテンツという言葉がゲシュタルト崩壊するレベルで飛び交っていました。いやはや本当に彼女のワードセンスがすごかったです。
 
 
 
結論としては
「コンテンツ女子に歯向かおうなんて100年早い」
 
というわけで、勿論このままでは終われません。彼女を引き止めうちに泊まってもらうことに。
 
元々、この会の開催を知っている渦中の彼。もう解散したと思わせて電話かけてやろうという作戦になりました。
「飲みすぎてしんどいからもう帰る~。あとで電話するね。」
というLINEを入れて一路我が家へ。
 
 
 
もともと布団がない我が家だったのですがこの日は大丈夫!
 
数日後に彼が遊びにくる予定だったので買ったばかりのお布団がありました!
 
マットレスと並べて部屋着に着替えて私たちのパジャマパーティーのスタートです。
 
 
ちゃんと電話に出た彼。本当は色々聞き出してから3人で話したかったのですが、もう私がぐへぐへ笑すぎてすぐバレました。
 
まぁ~そこからは実はあんまり覚えていないんですよね。
なぜならバカ酔いしすぎてカシスオレンジ色のゲロ吐きまくっていたので。
 
 
とにかく私たちは時系列含めすべてを共有したことを伝え「今度3人で直接お話しましょう。」という話をした気がします。
 
あと、あとで聞いた話では私が「舐める」という単語に異常反応して大爆笑していたらしい。
 
 
 
あぁ、今日の議題は「私たちは幸せになれるのか」ということだったんだけどな。見事に幸せになれないということを突きつけられてしまいました。
 
でもその分、幸せじゃなくても楽しいなぁ、私たちだからこそ楽しめるということもわかりました。
 
 
 
 
私たちコンテンツ女子のことを「もったいない」とか「幸せになれない」とか馬鹿にしたり可哀想な目で見る人たちがいます。
 
 
でもわかってください。
私たちがコンテンツ女子であるおかげで刺されないですんでいる人たちがいることを。
安い餌と甘い言葉で簡単についてくる女の子のことを見下してはいけません。
 
 
私たちはどれだけ馬鹿みたいな経験をしても、阿呆みたいな目にあっても笑って人に話します。だけど私たちは痛みを感じないわけではありません。
 
へこんでもう恋愛なんてしたくない!とふさぎ込んでしまうのではなく、こんな事よりもっと楽しいことがしたい!とすぐに走り出しているだけなのです。
 
笑っているからといって泣いていないわけではないのです。
 
 
 
まぁこうやってネタにしてますけど、私だって充分彼を色々振り回したし被害者だと思っているわけではありません。
 
 
 
すべてをネタにしてしまうコンテンツ女子ですが、実際に求めているのは少女漫画に出てくるような王子様だったりします。
 
私にとっては彼も王子様でした。
いつでも褒めてくれるし、素敵な贈り物もくれました。好きだった人には連絡つかない、長らくこじらせた恋愛も終わった。そんな時に 「あ~もう普通になってもいいかな」って思わせてくれました。
 
 
 
でも王子様は他の人にもいい顔をしてたってだけのお話。
 「俺が王子だったら福森さんはディズニープリンセスでいったらベルだね!」
っていう言葉は忘れません。
 
 
 
私は電話の途中で寝てしまって、どうやって終わったのか後で聞くと「またネタになっちゃうけど、2人とも愛すべき女性だと思いました。」と言っていたそうです。
 
 
最後の最後までご提供ありがとうございます!!
 
 
 
 
朝方に帰る前、彼女は
「なんかもう、bot作りたいですね…」と言いました。
 
 
大丈夫!
彼の名言なら半年分メモしてあるから!