ミスiDについて

 

みなさんこんにちは、みほたんです。

と、名乗りだしてからどれくらいが経ったでしょう。
ミスiDにプレエントリーして動機表明的なものをした方がいいかな、と思い久々にブログを書きます。

今回エントリーしてから知ってくださった方はもちろん、前からTwitterを何となくフォローしてくれている方も、「君は結局何してる人なの?」と思われると思うので、まずはその辺から書いていきたいと思います。 

わかってるよ!って人は良きところまでスクロールでいいよ!

 

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「雑誌を作る仕事とかしたいなぁ」と漠然と思っていた大学生の時に、京都のフリーペーパーを作る会社のお手伝いを始め、記事書いたり誌面に出たりブログを書いたりしました。その会社が色々イベントもやるところだったので、司会をやったり、ネット配信をやったり、社長がミュージシャンだったので一緒に音楽ユニットをやったり、文化祭のような毎日を過ごしました。

 

この時に「みほたん」と名乗りだしたわけでして。
それまで、親にブスブス言われて育ち、学生時代もちやほやされたことがなかったので、「コスプレして司会やって」とか「恋愛記事を連載しよう」となった時に、ほんまに私でええんかいな、と思いながら、最初に「みほたんです!」と名乗ることで自分を奮い立たせていました。

奮い立たせるとか言いつつ、やりたいやりたい!って言ってたんですけどね。

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学生生活が終わり、ずっとこういうことを続けていきたい!と思った時に、タレント?アイドル?いやいや年が行き過ぎているでしょ…と判断しました。
だって当時募集しはじめたNMBのメンバーオーディションの募集年齢が22歳までだったんだよ!くそ!こりゃお笑いだな!と養成所に入学して、そこから全部で約4年間、漫才師をやりました。

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養成所を卒業して1年くらいした頃に、限られた舞台しかないことや、女子っぽいことをしたらバカにされる気がする、なんて窮屈さから、同期の女の子たちとアイドルユニットを勝手に組んで、勝手に活動しました。

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フリーペーパー時代はやりたいことは手を挙げればやらせてもらえた環境だったし、
色々褒めてもらえていましたが、そこから実力社会に一変。土に埋められたような気持ちでお笑いをやっていましたが、アイドルを名乗ることで、また「やりたい!って声を出せば何か変わるんだなぁ」と思えました。

 

お笑いを始めて3年目から上京しましたが、半年ほどで相方が辞めることを決め、解散。あんなにショックを受けたことはありません。何てったってネタは全部相方が考えていたんですから、私はあっという間に丸腰、何もできない人になってしまいました。
何もできない、このまま普通に生活して死ぬの?いやいや無理無理、それだけは無理、
でも何をしたらいいんだろう…とぐるぐる考えてどうしたらいいのかわからなくて、とりあえずめちゃくちゃに遊びました。

そんな時にフリーペーパーを一緒に作っていた仲間から声がかかり、ネットでコラムを連載することになりました。さらにその半年後には同じようなご縁でもうひとつ連載が始まりました。このタイミングで、一周回って学生の時に憧れた「文章書いてお金もらう」ことが叶ったのです。
東京で何者でもなかった私が「ライター」と名乗れるようになりました。

 

とまぁ、目立つことが好きだった学生が芸人になってアイドルを名乗って、
今は恋愛系ライターをやっている、そういう経歴になるわけです。

 

せっせと毎週記事を書いていました。


アイドルをやっている友達がいよいよ全国的な知名度になりました。
音楽をやっている友達がアーティストとして海外でも活躍するようになりました。
同期を毎日テレビで見るようになりました。

 

一緒にアイドルユニットをやっていたまおちゃんがお芝居で主役に選ばれて、
毎日仲間に囲まれて稽古をやっています。
ミッチャンがネット配信のイベントで上位に入り、ファンの方から沢山星を投げられています。

私は毎週記事を書いていました。
好きなことでお金がもらえている、世の中に発信している、そう反芻しながら、
有名になった友達が自分のツイッターのフォローを外していないかチェックして、最近頑張っている友達のフォロワー数が自分を越えていないかパトロールしてまわりました。

とにもかくにも暗い時間です。
朝、部屋の鍵を閉めるときに「しにたい」、帰路に就くときに「しぬしか」とつぶやいていました。いや、でもこれは決して自殺願望ではないんです。本当に死んでしまいたいわけでも、辛いわけでもないんです。あれ?もうこれ、どうにもならなくない?詰んでない?消えるしかなくない?って感じです。
辞めたら負けとかそういうわけじゃなく、やりたいことをやるしかない。

そんなズブズブに暗い時に、まおちゃんとミッチャンの2人に会って、こんな話したらあかんよなーと思っていると、まおちゃんの口から「毎日しにたいって思ってるよ!」と飛び出しました。まったく同じような心境でした。今はどう思ってるかわからないけど。言っていいんだ!普通だ!と安心しました。

 


この1ヵ月、たくさん人に会う機会がありました。

子どもの頃から知っている友達と集まった時に、一人の女の子が「みほりん売れるよ!」と言いました。いや、もう何をしてる人かもわけわからんくなってるのに、何で売れるんだよ!とへらへら笑っていると、また別の子が「定期的に福森さんどうしようって話にはなるよね」と続けました。

数年ぶりに会う大学の先輩に「みほちゃん何かのタイミングで有名になってほしいなぁ、なりそうやけどなぁ」と言われました。

もうとっくにみんな、私のことなんて諦めているとどこかで思っていて、何をやっても「まだやってんの?」という目で見ていると、勝手に思っていました。いや、もちろん思ってる人もいると思うけど。それでも、仲の良い優しい人たちは、こんな中途半端にずるずるやっている私にまだ希望をもってくれてるんだと。

それなのに私は与えられた仕事をやって、何かやってる気になって、自分はまだ大丈夫だと言い聞かせているだけで、何も前に進んでいない。このままではダメだ、いや、何度も思ってきたけど、いよいよ本当にまずい。


ミスiDは「まだ見たことのない女の子」を発掘するオーディションです。
実際に素人の女の子が沢山ピックアップされています。
一方で、今やっているCHEERZの投票では、前に立って頑張っている現役アイドルの女の子たちが上位にいます。

完全な素人ではない、でも「これを生業にしています!」と胸を張って言えるほどプロでもない、究極に中途半端な私ですが、ここで闘いたいです。

 

エントリーして何が変わるって?選ばれたとして何をしたいって?
やりたいことなんて山ほどあるよ!

好きなことをやりたい!人前で喋りたい!スポットライトを浴びたい!文章書いて褒められたい!自撮りを載せて可愛いって言われい!面白いって言われたい!ちやほやされたい!有名になりたい!人気者になりたい!

 

そんなの沢山の女の子の願望だと思うんです。

それを言わずにはいられない、求めることをやめずにいられない、認められなくても、何をやればいいかわからなくなっても、嫉妬にまみれても、この場所から離れられなかった。
まだまだしがみついて夢を見続けたい、そして実現したい。

どうにもクズな私ですが、どうぞよろしくお願いします。